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したたかに [子育て]

最近の息子について


○ 食いしん坊の変化

生まれながらの食いしん坊。家族三人、三等分に何かを分ければ、一番大きいもの、多いものを選ぼうとする。例えばそれぞれのお皿のいちごが何粒なのか、すべて数える。
そんな真剣なまなこを見つつ、私は毎回「友だちと分けるときはそういう風にしないんだよ」と言う。

『昔なつかしいミルクキャンデー 6本入り』を、私は一日一本こっそり食べていた。
息子に見つかった時点で、残り1本。

「ごめん、ほとんどお母さんがむしゃりむしゃりと食べちゃったんだよ」と言うと

「いいよ。お母さんも食べたいよね。体が甘いものを欲していたのかもしれない」と言われた。

それまで、ずるい、悔しい、が先に立っていたのに!


○ 男児よ

女児になりすまし「裸の写真を比べよう」と言ってくる大人がいる。そんなことをセキュリティー教室の授業で教わったらしい。女の子たちの気持ちは大丈夫だろうか。自然と、男の子のことを怖いと思い気持ち悪いと言う女の子も出てくるだろうなぁと思う。

ある日息子が歩いていると、女の子たちがキャーと言って逃げた、とのこと。

息子は気の弱い方だ。うーん、どうしたらいいかね、と、夕飯食べつつ話す。

とにかく、動じないこと。自分が何も悪くない場合、こそこそしない。キャーッて言った女の子たちを笑わせるくらい出来たら上等だけどね。やっほーって手を振るとか?突然、英語でHello?同じようにキャーッて言って逃げる?等。

話は続いた。折から子どもの自殺率の高まりのニュースがあった頃だ。
たとえいじめられても自分が自分を好きでいること。自分の幸せを犠牲にしないでほしいと話した。

すると息子は

「お母さんは○○のことを考えすぎて自分を犠牲にしている気がする。」と言った。
(○○は子どもの名前。学校では「ぼく」と言っているらしいので、家限定)

はぁ、そこまで考えられるようになったんだなぁ。9歳。

いや、むしろ日々体調の良くない母で申し訳ないと思ってるよと話した。社会に出られていないのは主に自分の体調のせいだからさ、と。

来年10歳になる。「幼少期こそ手塩にかけてください」というのは、もう過ぎたのか、と、遅まきながら気づく。子どもが短時間の留守番を出来るようになれば、私の生活も何か変えらる可能性があるなんて……!まずは元気にならないと。
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脚本のこと [脚本]

およそ4年ぶりに自分のブログを開きました。過去の自分を見返すのは正直恐ろしい……
けれど、無事に生きていることと、少しずつ前に進んでいることをご報告したいと思います。

~~

このたび私が書いた脚本を、形にしていただきました。

雑誌「演劇と教育」 2023年5+6月号 no.733

小学生向脚本「いちごが言うには」



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~~


そろそろ発売日です。
自分の脚本が紙に印刷されて売られてゆくのは初めて。
つたない作品だけれど、日本全国の小学校のどこか一つでも演じてくれたら本当に夢のようだと思います。


さて、日常生活は、体をだましだまし、あいかわらず社会に出られぬ葛藤を抱きながら過ごしています。

子どもは9歳。男の子らしい問題を起こしながら元気に育っています。
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ひとときをすくう [子育て]

9月のある日の会話(〇〇、は、子どもの名前です)


~~~~~~


子「ジャムおじさんとバタコさんが『食欲の秋』って言ってた」


私「ふーん。『スポーツの秋』なんてのもあるよ。〇〇の場合は『読書の秋』かな」


季節は、関係ないか。注意しないといつまでも本を読んでいる子だ。最近はイラスト入りの『ファーブル先生の昆虫教室』というのを熟読中。


私「あと、『芸術の秋』っていうのもあるよ」


子「ゲイジュツ・・・?」


私「絵を描いたりさ、音楽とか・・・あとは・・・」


ふと、ゲイジュツってなんだ?と思う。国語辞典に手が伸びる(小学生低学年向けの全部ふりがながふってあるもので、千円以下だったときに買った。ビバ!楽天スーパーセール!)。


私「ゲ・ゲイ・ゲイジュツ・・・あった・・・えーと『心に感じたことや思ったことを、形、色、音、声、ことばなどであらわすこと』・・・ほぉ、つまり短歌や俳句もだ」


子「じゃぁ、〇〇は、春がゲイジュツだ」


私「春?」


子「〇〇が初めて作ったハイク」


~~~~~~~


あ、と、思い出した。子どもが人生初めて俳句を詠んだのが、今年の、春を待つ2月だった。内容は


『さくらまん

 かいのときにいき

 たいなまた』


というもの。突然の句またがり(あのころは『プレバト』の俳句の部分だけ、たまに一緒に見ていたからかな。いまはめっきり)。半年前の、自作の俳句を覚えていることに驚いた。



子どもが5歳になり、今やっと感じていることは、一緒の時間の貴重さだ。それは、もうすぐ終わってしまうだろうから。つい最近まで「いかに一人の時間を確保するか」に必死になっていた(締め切りに追わていれば今もでそうだけど)。「子育てなんてあっというまよ~」なんて人に言われても、「だけど!今!助けて!誰か!」というしんどい時期の連続。


しかし。「友だちと遊んでくるね」と言ってランドセルを置いて行く時期が、現実味を持って近づいてきた。来年の春からこの子はひとりで街を歩く。危なっかしいったらない・・・。訓練のため、いつもは自転車で行く幼稚園までの道のりを、子どもに歩かせはじめた。ふらふらとふざけ歩きをし、興味があるところで止まる。「はやく!」「横ちゃんと見て!」「端っこ歩いて!」等と叱りながら、30分歩くと、こうやって声が野太くなっていくんだなぁ、と思う。


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1歳の誕生日から、身長を柱に油性ペンで記している。一歳のころはこんなに小さかったんだ、・・・と涙が出る。確かに、この大きさの子が、うちにいた。階段に手をついて、登っていた。今は、112cm、18kg。外で抱っこされるのは恥ずかしい、とのこと。


もうすぐ本当に楽になるなぁ、と思う。自分で着替え、排泄を済ませ、外を歩く。0~3歳のあの頃からしたら、夢のような楽さなのだなぁ。冷蔵庫を開けることを教えていないから、食べるもののルールを作って、いざというときにも備えよう。


一瞬で過ぎていく。このひとときを忘れないために、短歌を詠んでいたりもする。活字で残るありがたさ。掲載されたものをそのうち載せようと思います。

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はじめての絵日記 [子育て]

なんだろうこの感じ・・・。普通のことが出来ない。浴槽を洗うことができず、シャワーの日々。こどもだけシャワーして、自分は数日シャワーにも入れない。スマホのメモには、「家事が本当に嫌だ」という言葉が残っている。求む、メンタルケア。



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「おかあさんが

 ねても〇〇わ

 おきていました

 だけどてれびわ

 みなかったよ」


初めての絵日記の一ページ目が、これだった。

偏頭痛、めまい等で、私だけ昼寝するときの様子だ。

こどもに本当に負担をかけていると思う。


次の日の絵日記は、


「きょうわとなり

 のいえのにわに

 はえがいましたそ

 れがいるにわに

 わぶるうべーりー

 もそだってい

 たよいわてみ

 たいにね」


「わ」も、文字の汚さも、すぐに直っちゃうだろうから、直さない。


夏休み。こどもと毎日24時間一緒にいる日々が始まる。室内で楽しめる物をなんとかストックしているけれど、外遊びに行きたいと言われても連れていけないから、困っている。


もうあと一年という気がする。年長さんの一学期、なんとなく友だちが出来てきた。小学校に入れば勝手に遊びに行くようになるだろう。心配せずにはいられないけど。


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短冊に、迷わず書いた。

「みんながぶじにいきていけますように」


幼稚園の短冊には、「だりくさんになりたい」と。将来家を建てられたら良いね。


かいけつゾロリは64巻を読破。最新刊は、区の図書館に入るまでガマン。

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5歳の始まり [子育て]



3月で、5歳になった。


4歳のことをいろいろ書きとめておきたかったのに、書く時間がなかった。子育てに真剣に向き合っていたと思う。・・・といっても、短歌などの創作の時間が取れないイライラをこどもにぶつけてしまうこともある。われながら怖いなと思う叱り方をする時もある。正解のない子育てで頭の中がいっぱいだ。


今こんな感じというのを、細切れに記そうと思う。


幼稚園でもいまだによく泣いている子だ。先生にちょっと注意されただけでポロポロ泣く。「なわとびが壁にかかっているのを見るだけで、涙が出るんだ」と言う。上手く出来ない縄跳び。逃げ出さないようにおだてるのが大変。


相変わらずの、ひとりあそび。クラスメイトに「〇〇、どろけいやろうぜ」と誘われたのに、首を横に振って「やらない」と言っているのを目撃した。あとで聞くと、足が遅くてすぐに捕まるとのこと。「勝てないから」と、クラスでやる各種ゲームも嫌いなようだ。勝てなくて泣く、悔しがり。「やらない」という方向に行かないようにしたいけど、幼児の男の世界はスピード勝負のところがあるからなぁ。


一方。

 ↑ の音声ファイルは、さきほど録音したもの。初見でこのように読む。文字好き、本好き、実験好き。しまじろうはあいかわらず好き。しまじろうが年長までと知って、泣きそうになっている。「かいけつゾロリ」シリーズに病院のロビーで出会ってから、図書館で借り始め、現在21巻まで読破中。ドラえもん、仮面ライダージオウを好きになってきている。
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インフルとマラソン [子育て]

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4歳10ヶ月のころ。


『ラんドラいふ

というのお

きょうやるので

ぜひきてください!?』


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幼稚園のマラソン大会の一週間前に、インフルエンザにかかった。ひどくならなかったのは、よかった。けど、一週間まるまる家に居られると本当に・・・。その間、ほぼ毎朝「あ!今日はパーティーの日だった!」と言って、あれこれ準備を始める。私は日々の家事でなかなかつきあえない。上の、「ランドライフ」(造語)にも、結局行けなかったなぁ。


マラソン大会の前日に、幼稚園に復帰した。秋から一生懸命走って鍛えていた足の筋肉も、落ちてしまっていただろう(インフルの間ステッパーを踏んでいた↑)。参加して、走れたことを、盛大に褒めた。


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工作は、はさみブームから、セロハンテープブームへ。のりが手にべちょっとするのが嫌みたいだ。機械を発明するのが好き。上の写真は、机の下で、自作の武器と防具(わら半紙製なので防御力Lv1)をつけ、マイクで話しているところ。わりとおだやかな性格のこどもだと思うけれど、それでも戦いの道具を作る時が来た。

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エスプレッソは飲んだことない [子育て]

ご無沙汰しております。


こどもは元気。幼稚園、年中の一学期は、皆勤賞だった。走り抜けた。ただいま4歳5ヶ月。


相変わらずずっと話している。「でも、~」「ちがう」「そうじゃなくて、~」が増えた。4歳から我が強くなるというのを聞いていたから、それだろうな。反論されると疲れる。けれど、話せば通じ合えるというのは2歳のイヤイヤと全くちがうなぁ。


あまりわがままを言わない。スーパーでお菓子を欲しそうにしていて(そういえば「買って」と言わない)、「家にまだあれがあるから」「お金が、足りるかなぁ・・・お母さんがお菓子を我慢したら・・・買えるかなぁ・・・」等と私が神妙に言うと、理解してくれる。厳しく押さえつけられていてわがままを言えないとしたら、いつか反発が来るんだろうなぁ、どうなんだろう、と思いつつ。


「〇〇がぜんぶやってあげるよ、むりしないでいいんだよ」「そのきもちよくわかるよ」と言ってくれるやさしい子だ。


(こどもの発言をひらがなで書いていたけどそれを漢字交じりに変えるときだと思う)


私が頭痛で寝ているとき、外で泳いでいる鯉のぼりに向かって「お母さん鯉のぼりガンバレー!」という応援。


大人はなぜわさびを食べられるのか、という謎に対し、「たぶん、ベロの苦いと感じるところが大人になるとなくなるんじゃないか?」という考察。


自分の頭が痛くなったとき「かき氷が入っちゃったのかもしれない」という推理。


「耳の中に入った音はどこに行くの?」という疑問。


起き抜けに私が子供を煮えたかどうだか食べてみようとしたら「拙者、プラスチックでござる!」という忍法。


『人体のふしぎ』の図鑑を熱心に見て、「でも、お母さんの頭の痛いのを治す方法が載ってないんだ」「薬の作り方を知りたい」という、心。


いろいろな奇跡をそばで見せてもらっている気持ちです。


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約三年の単身赴任を終えた夫が、6月に帰国した。夫になら頼める。「私はこの日出かけたいから、こどもの面倒を見てて」と。喫茶店で静かにいただく一杯のエスプレッソに憧れることしかできない現状、通販でしか買えずサイズの合わない洋服、観たい舞台の当日券に並ぶ体力・気力が出てこない情けなさ(唐突に土日のどこかでこどもを預かってくれていた両親。預かってくれるというだけで頭も上がらないけど)、そんなのから卒業できるのではないか、という、あわい期待・・・。
8月現在、一人でお出かけできたのは一度。結論:元気な人なら今までもいろんなことができていたはず。土日、夫は不在の三年を埋めるべくこどもと熱心に遊んでくれている。こどもは運動に対する苦手意識が芽生えるかもしれない微妙なところ(はつらつな幼稚園で、自分の出来なさがみえてしまう。例えば鉄棒。連続逆上がりをブンブンしているクラスメートの女の子の横で、10秒ぶら下がることしかできない自分。あまり外遊びをしてあげられなかった私のせいでもある・・・)。近くの公園でサッカー、縄跳び、自転車など。
その間、私に外出のチャンスをくれている。にもかかわらず私は薬を飲んで寝ている・・・。
これから、これから。

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2018年のソメイヨシノ [子育て]

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外出の際、用事を済ませたら直帰する。倒れることなく一日を終らせるための、体力温存から。昨日はうれしいニュースがあり、桜が満開の坂道を自転車で下りて行った。春休みのこどもを後ろに乗せて、夕方の遠回り。

 

通りながら、その日の朝こどもに言ったことを思いだした。

「お母さんは、自分の小さいころで覚えているのは、四歳の思い出だよ。」という話をしたのだ。

 

後部座席のこどもは、桜の花びらを掴もうと「かぜよ!かぜよふけ!」と叫んでいた。

信号待ちのとき、後ろを向いて私は話した。「お母さんの自転車の後ろに乗って、満開の花びらを見たなぁと、〇〇が覚えてたら良いなぁ。」

 

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その夜、寝かしつけで2冊の絵本を読み終わり、もう寝るかなぁという感じの時に、こどもは突然泣き出した。

 

「まんかいのときに、さくらみたことを、わすれたくないよう!」

 

覚えていないことが増えているのを、こどもはときおり実感している(二歳の時、お父さんと船に乗ったこと等)。それが寂しいようだ。

 

それと、桜のアーチや桜吹雪がよほどうれしかったんだろうと思う。桜は毎年咲くと言ってなんとか寝かしつけたものの・・・。

 

こんなに感傷的な子で大丈夫だろうか、と思う。年少組の終業式の日も、とりわけ仲良しの友だちがいたわけでもないのに、帰宅後に大泣きした(クラス替えがあるため)。繊細すぎると辛いことが多くなってしまうだろうになぁ・・・。

 

父親が約三年不在というのも、影響していると思う。「さびしい」というのをわりと早くから感じていたこと、異なる価値観の人が同時に一緒に住んでいないこと。どちらかが厳しくして、そしてどちらかが甘やかす、のように、逃げ場がある方が良いのだろうな。こういう考えの大人もいるし、また別の考えの大人もいるんだ、ということを、口では説明しているつもりだけど、日常生活で実感していないし・・・。

 

まぁ、じっちゃん、ばっちゃんが甘やかしてくれているから、いいか。

 

「まぁ、いいか」って切り換えて、楽しいことを考えられる技を身につけさせたいところ。


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4歳になりたくない [子育て]

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昨日の朝、幼稚園のクラスメイトのお母さんに会う度に、こどもは「あした、〇〇(自分)のたんじょうびなんだ!」と言っていた。とてもうれしそうに。


夜、「あ、三歳最後の歯磨きだね」「三歳最後のうがいだ!」等と私に言われ、複雑な表情になってくる。寝る前の布団の中で、「四歳になりたくないよー」と言い出した。


この「四歳になりたくない」は、ちょっと前から言っていて、理由はどうやら「赤ちゃんにもどれない」ことらしい。


「いつでも赤ちゃんになれるし、四歳だって泣いても良いし、寝るのもお母さんと一緒だ」と言って、寝かしつけた。


「三歳が楽しかった」ということなら、なにより。


寝てしまったあと、私ももう三歳のこどもとは話せないんだという寂しさに襲われた。この感情は二歳の誕生日にはなかった(1歳の誕生日の、髪の毛を初めて切った時には寂しかったけど)。「三歳までは可愛いんだけどねぇ・・・」という、どこかで聞きかじったことが、心にあるからだな。


~~~~~


その他、最近の出来事を。


幼稚園のマラソン大会はダントツのビリ(具合も悪かったけど)、通っているリトミックの発表会は去年のように舞台から脱出しようとはせず、踊り、ピアノ、合奏(トライアングル、カスタネット)をなんとか。


Skype越しの父親に「お父さん、英語を褒められた」と言われて「〇〇はまだはなせないんだ」と悔しがり、泣きそうになり、それから英語のDVD(しまじろうのです)を熱心に見たりしている。


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そして、ひらがなもどきを書き始めた。ことばを話し始めたときくらい、衝撃的だった。え、文字書いてるの?!このあいだまで、例えば「『めんどり』ってかいて」と言って私に書かせ、その紙をめんどりのぬいぐるみにセロテープで貼っていたのに。


こっそりと書いて、もってくる。読めない部分が多いけどとりあえず「うわーすごいね!」と驚いて、「なんて書いたの」と聞く。先日は、「『たのしいことが、はじまるよ』ってかいた」とのこと。


そのままの明るい性格で四歳もすごしてほしいなと思う。


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(身長はぴったり100センチ)


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はえればいい [子育て]

明けましておめでとうございます。
ブログの更新がなかなか出来なかった2017。
それでも訪ねてきてくれている皆様に感謝。
(2017年の短歌などとの格闘は、別でまとめたいと思います。)




~~~~~~~~~~


「具合悪くなってばっかりのお母さんでごめんね」と私が泣いたとき、こどもは「このおかあさんをえらんだんだ!」と言ってくれた。


「〇〇がうまれるまえ、ほっかいどうで、たくさんの△△(私の名前)がいて、この△△をえらんだんだ。」


「北海道」が、「アメリカ」になる場合もある。



3歳9ヶ月、作り話、大盛況。


「あ、うんち会社に電話しなきゃいけない時間だった!うんち会社にはうんちおじいさんがいて、髪の毛が短いんだ」


歌も作る。


「つぎは、『てがなくなったらどうするの』を、歌います。」


腰に手を当てジャンプしながら


「てーがなくなったらどうするの♪」


後ろを向いて引き続きジャンプ


「また はえれば いいーよねー♪」



愉快なこどもです。


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(おかあさんの顔を描いてくれた)


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父息子のケンカ(3歳4~8ヶ月のころ:3) [子育て]

3歳5ヶ月頃から、こどもはお父さんとケンカするようになった。ケンカといっても遠く離れているため、パソコンの画面に映るお父さんに対して、怒鳴る。例えば、「ちがうってば!」「やめて!」「つよくいわないで!」「できないことを、わらわない!」


一時帰国すると、直接対決になる。母親には言わないわがままを、こどもは全力でぶつけている。歩きたくないから抱っこして!絵本読んでる途中で寝ないで!等々。


長年待ち望んだこどもだけれど、一人で育てていれば、夕方には疲労で気持ち悪い。薬を飲まないで過ごせる日があれば感謝する。そういう日々を体感していない夫は、せいぜいこどもの爆発をぶつけられればよいのだ!


普段お父さんと一緒に居られない寂しさが、ボッカンと爆発するんじゃないかと思っていた。


他の家庭はどうなのかと聞いてみれば、同じように父息子のケンカがひどいというところもあった。ケンカまでいかなくても、母親の顔色を見ながら「おとうさん、〇〇〇だから、わるいよね!」という男の子、「パパわるいこだから、いっしょにおふろにはいらない!」と放つ女の子もいるようだ(パパかわいそう(T_T))。


たぶん、こどもたちはだいたい皆母親に叱られているから、「母、絶対!」「母の善悪基準を踏襲する(母のまねっこ)」ということが起きているのだろうな。母親の肩を持つ。ばっちゃんの肩を持つ。


じっちゃんに対してもケンカする。男同士のなにかもあるのだろうな。こどもがクラスの子に「嫌なことをされた」と言うとき、私は「嫌だったら、それは他の子にしないようにしよう」と言う。けれど、お父さんやじっちゃんは、「やられたらやりかえせ」「負けるな」とあたりまえのように言う(強く押された、とか、そういうことに対して)。


それはもしかしたら必要なことかもしれないけれど、私には絶対に言えない言葉だ。


それにしても、口ゲンカは聞いているだけで疲れる。



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(お父さんから届いたポストカード。投函から15日で届いた。遠い。)


 


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あのね魔神(3歳4~8ヶ月のころ:2) [子育て]

なんでこんなにずっとしゃべり続けるのだろう。


「あのね」「きいて!」の連続。




これは先週土曜日に録音したもの。一対一の、お休みの日。興味とお時間のある方は聞いてみて下さい。




状況を説明すると、マグフォーマー(マグネットでくっつくブロック↓)をチーズに見立て、ぬいぐるみなどに分配しているところ(ガチャガチャいっているのがマグフォーマーです)。



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「しちふくじん」はもはや遊び道具になっている。



~~(抜粋)~~


これをもっててよかったぁ

これをもってたらべんりだよ

あのね

このチーズはやわらかいよ

そして焼きたてだからあっついよ

それに、ね、

おかあさんもいれるのは手伝わなきゃいけないの

てつだってね 

あのね

七福神のところにいれるのおわって

つぎは おかあさんのにいれて  

おかあさんちょっとやさしいから ちょっと七福神より多くしようかな 

~~~~~


家事の最中にも、家事の合間にも迫ってくるので、体がついていかない。外遊びもさせてあげられない情けない母だけど、部屋にいてもずっとこの調子で、頭が痛くなってくる。「頭が痛いからちょっと休ませて!」と言ってしまうことがあるけれど、今やしまじろうの12月号で届いた「お医者さんセット」がある・・・聴診器をして「みてあげよう!」とやってくる・・・。



男の子だからすぐこんな風に話してくれなくなるのだろうけど。

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泣き虫の泣き所(3歳4~8ヶ月のころ:1) [子育て]


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(お手伝い中)


子供は3歳8ヶ月。この4ヶ月間くらいの、いろいろな書き留めたいことを、細切れにアップしていこうと思います。


~~~


幼稚園の先生に「今日は何回泣いたっけ?」とからかわれて、ニヤリとするうちのこども。クラスの中でも相当な泣き虫のようだ。



例えば、工作の時間。「こうしてね」の指示通りできていなくて、「あれ!〇〇くん、ぐちゃぐちゃになってるよ!」と先生に言われたとき。うちでは、はさみも紙ものりもクレヨンも、「まぁ好きなようにやればいいよ」と自由にさせている(単純に、手がたりない)。ストローを切って「かまぼこ」を作ったり、トイレットペーパーの芯を「たこ」にしたり、スーパーのチラシを切ったりペットボトルのラベルを切ったり輪ゴムを切ったり(切ってばっかり)、日々部屋の床に細かい断片が散乱している。


幼稚園で課される「人の顔を描く」「はみ出さないように塗る」「紙を線の通り折る」などがうまくできないようだ。3月生まれだし、別にそんなにうまく出来なくても、というのは、大人の考えで、本人にとっては「クラスの中で僕だけできない!」という感じなのだろう。体操もまた、3月生まれなりの出来なさがあるようで、すみでしょぼんと泣いていたときがあると。


泣くのは他に、お弁当の準備や、お帰りのしたくが、一人遅れたとき。(のんびり屋で、スタートが遅れるのだと思う。先生の言うことが聞こえてないんだろうなぁ・・・)



そしてここ数ヶ月で、対人の悩みも増えてきた様子。いっしょに遊んでいると思っていた友だちが「またねー」と行って去ってしまい、泣く。年長さんに「それやっちゃダメ!」と強く言われて、泣く。特定の男の子に、毎日からまれる(ほっぺをムギュッとされるとか、押されるとか)。


強く言われると泣いてしまう傾向。「家であんまり叱ってないんじゃない?」と言われて、いやぁ叱ってるけどなぁと思って、はたと気づく。「強く言うと泣く、ということを知っている」→「泣かれると面倒、私の目がまわってくる」→「違う言い方をする」というふうに無意識にしている。


うーん、すぐに泣くのは面倒くさいけど、すぐに泣かなくなるでしょう。男の子だもの。


工作や体操でうまくできなくて泣くのも、悔しい気持ちがあるからだろうから、バネにできればいいなぁ。




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(キリトリ線でクーポン券を切ってくれた。毎日切りまくっているからか、わりと良い感じ)

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こんなに書けないとは [子育て]

ご無沙汰しております。なんとか生きています。こどもの初めての運動会が終わったところ。書きたいことがいっぱいあるのに・・・。

 

今日は某所に提出した文章を載せまして。

 

~~~~~~~~~

 

「〇〇ちゃんに、いっしょにあそぼうといったら、ダメっといったんだ」。3歳になる息子の話が止まらない。夕飯時、語り止まずに味噌汁は冷めてゆく。

 

『ママ友』という言葉におびえていた私は、「1からわかる話し方」という通信講座を受講するほど自信をなくしていた。6年のベトナム生活の最後の方には、人と会う約束が出来なくなってしまった。体調の不安定による、気落ち。帰国後も、出産、育児に必死で、友だちと会う余裕が生まれない。

 

幼稚園の面接の待ち時間、息子がブロックをしきりに手渡していたお母さんがいた。同じクラスになってみて、彼女がベトナム人だと知る。私が「大丈夫だよ」と言う立場をとるしかない。漢字の読めない彼女は、夏服のポロシャツの衿の形についてのお知らせなど分からない。ボロボロの日越辞典を引っ張り出してきて、訳して、伝える。

 

他のお母さんたちにも、とりあえず全員に話しかけた。笑顔が頬に張り付き筋肉がこわばっていることに、帰りの自転車で気付く日々。なんとか夏休みまで駆け抜けた。

 

夏休みが明けた91日の園門の前。同じクラスの子たちとそのお母さんたちがやってきた。私から手を振っていた。また会えるのが、うれしかった。

 

そうだ、人と話すのは楽しいんだった。友だちはいいもんだ。

 

ありがたいことに息子は社交的で、他のお母さんたちと私を繋いでくれている。もうできあがってる仲良し二人組(女の子)に話しかけていって、冒頭のような「ダメ」をもらったらしい。「まぁ、とりあえず、めげずに話しかけることだよ」と言った。


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「くやしい」を知る [子育て]


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(幼虫だったカブトムシが成虫に)



〇 「くやしい」を知る



幼稚園生活の一学期が終わった。こどもは今、3歳4ヶ月。


ある日何度言っても靴下をはかないので「じゃぁお母さんの方が先にはくからね!」「ダメー!」そして私が先にはき終え「お母さんの方が早い!」と言ったら、こどもは泣いた。「なんで泣いてるの」「〇〇がさきにはくんだー」「どんな気分?」「・・・」「それが『くやしい』っていう気持ちだ」。


幼稚園には自分より大きい子がいる。自分よりはやく着替えられる子がいる。今まで自分が一番と思って育ったわが子にも、そういう事実が見えてきたはず。帽子を引っ張られて泣いた。プールで水が目に入って泣いたなど、話してくれる。


揉まれろ、揉まれろ、ひとりっこ!


「幼稚園に行きたくない」と言ったことがない。今のところ、行きたくて仕方ないようだ。


遠足に、盆踊りに、スイカ割り。幼稚園の行事ひとつひとつが、子供にとって貴重な思い出になっている。感謝しかない。


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(去年はカブトムシを触れなかったのに!)



〇 ののさまの、すんなり


こどもが2歳の時、「『カミサマ』ってなに?」と聞かれたことがある。ドロップスの歌の「むかしーなきむーしかみさまがー」のせいだ。


うーん、と、うなったまま、まったく答えられなかったことを思い出す。


お寺の幼稚園に入り、いろんな歌を習ってくる。参観日にこんな歌を歌っていた。



「しっている」


ののさまは

くちではなんにもいわないが

ぼくのしたことしっている


ののさまは

くちではなんにもいわないが

あなたのしたことしっている




月に一度、本堂参拝がある。お堂には、観音様の像。それが「ののさま」だ。園児たちは正座(「お母さん座り」と教わっているようだ)をして、お数珠を一人一つもらう。


こどもが手を合わせて目をつぶって祈る(おやつのことを考えているかも知れないけど)ことの驚き。「ののさま」がすんなり入っていっているよう。


「片付けできないと、サンタさんはこの子おもちゃいらないのかなーと思うよ」など、今までサンタさんをなまはげのように使っていたけど、これからは「ののさまがみているよ」と言えるのかも知れないと企む母。


クリスマスにはクリスマスの行事をやってくれる、楽しいお寺の幼稚園。



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(虫が好きになって良かった。みみずを虫かごに入れたりするのを、私は悲鳴を上げないように見守っている)



〇「遊ぼうよ」と私から



ある日ふと気付いた。「遊ぼうよ」と私からこどもに言ったことのない3年だった。


常に5メートル以内にいる。いつも話しかけてくる。一休みも出来ない。「お母さんいまお皿洗ってるじゃん!」「洗濯物ほしてるから!」「じゃぁ誰が料理作るの!」など叫びながら。


一つ家事が終わって「ちょっとお茶を飲ませてください」と椅子に座ろうとすると、その椅子にブロックが並べてあり「なにいろにしますか?」とお店屋さんごっこが始まる。もっと体力があれば、続けざまに家事をやっつけたり、子供の寝た後に家事をやろうというパワーが出るのかもしれない。それは申し訳ない。


幼稚園が始まり、年中、年長さんをみていると、友だちと遊ぶのが楽しそうだ。ああ、私と遊んでくれるのもあとちょっとなんだな・・・。一食は総菜を買ってきて、30分でも「よーし好きなことして遊ぼう!」という日を作ろう・・・と画策しているところ。



もしかしたら、働くお母さんたちの方が「こどもと遊ぶ時間」を意識しているのかも知れないなぁ。



〇 絵本だけは


寝かしつけのときに絵本を読むことだけは続けてきた。思えば赤ちゃんの時からカレンダーの数字が気になっていた子だ、文字が好きで、ひらがなを覚えるのが早かった。


「これが『あ』だよ」、というように、私が教えることがなかったのはちょっと寂しい。「文字の読み書きは遅くて良い」みたいな説を聞き、まだ良いだろうと思っていたら、しまじろうの教材などで覚えてしまった。


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先日の終業式でもらってきた、キンダーブック。


初めて見た絵本を、今はこのように読みます。





(再生できるかわかりませんが)


「どどどど」と最初に言っているのは、「どろどろ」。ラ行が相変わらず。



書きたいことが書き切れませんがこの辺で。


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