三歳になる前のこと [子育て]
こどもは明日、三歳になる。二歳最後のころの言動を書き記しておこうと思います。
〇 どうして大魔神
「こんばんはーの、わーは、なに?」
「ジーパンの、じーは、なんだろうね」
といったものから、
「さかなってどうしてみずのなかにいるんだろうねー」
「ちくわってどうしてあながあいてるの」
「わにの『は』は、なんでそとにでてるんだろうね」
「どうしてこころがあるんだろう」
というものまで、質問が一日中投げかけられる。
〇 図鑑好き
「フラミンゴ、うごかないよねー」という感想を漏らしたことがある。私は体調のせいであまり遠くにこどもを連れて行けない。その分、父親が帰ってきたときにつれて行ってもらったあれこれをよく反芻している。動物園や、横浜で船に乗ったことや。
祖父母がある日「鳥の図鑑」を買ってくれた。その中に、フラミンゴの群れが飛んでいる写真があった!こどもはとても興奮していた。「魚」「動物」「昆虫」「は虫類・両生類」「鳥」と、図鑑が増えてくる。
ポンコツな体ながら、図書館の取り寄せ制度さまさまで、こどもが興味を持ったことの本を借りてきている。ここ数日はまっているのはカラスウリの花の形のおかしさ(画像検索してみてください)。
アナコンダの大きさも、クワガタの口の位置も、イノシシが何を食べるのかも、大人になったいま初めて知った。
〇 「言ってね」と言っても
日中はオムツを外し、パンツにしている。パンツですごす幼稚園生活まで、あとわずか。なんどか冷たい思いをすれば自分から「トイレいく!」となるだろうと思っていたけど・・・。思えば、オムツがぬれても泣かない子だった。一日一度は床を拭いている。
「トイレ行く?」と聞くと「まだ!」という返事。「お母さんが忙しそうでも、出そうなときは言ってね、いつでも!」と、しつこいほど言ってから、家事をする。
バレンタインの日、ケーキを焼くために卵白を泡立てていた。普段「台所は危ないものがたくさんあるから来ちゃダメ」と言っているけど、これはこどもに見せたい。そばに呼んで、卵白に粉類を混ぜる最後の行程を見せていた。オーブンに入れるまでのクライマックス!そこでおもらしが始まった。「いつでも言って」と言っていたくせに卵白の泡は消せない。「ちょっとそのまま待ってて!」こどもは足をひらいて待っていた。ごめんよ。
寝るとき、お出かけの時は、怖いのでオムツにしている。 オムツの在庫が少なくなるたびに、いっそ買い足さないでおこうか・・・と思おうけど、また買い足している日々。
(↑ひじの部分に洗濯ばさみをつけてから、着ていた)
〇 いない隙に
私がいない隙に、ダメと言われていることをするようになった。たとえば、冷蔵庫の前に自分の椅子を持って行って登り、マグネットを剥がしていた。はさみを取り出して、ビニールに入ったワッペンを取り出そうとしていた。
いない隙にやるということは、ダメと言われると察しているようだ。いたずら小僧が動き始めた。
〇 スペシャルごっこだ!
説明すれば、事情を分かってくれるようになった。けれど、かまってもらいたい欲は引き続き強い。私がミシンに取り組もうとしても、「みてみて!」と言ってくる。「幼稚園に行くのに必要なものを作っている」というのは分かっているのだろうけど・・・。
ミシンを掛けている最中に脇腹をつつくので、きつめに注意した。隣室でしばらくすねていたが、そのうちドタバタという足音。「スペシャルごっこだ!」と叫んでいる。七福神の人形を置く台座を、壁にこすりつけながら、階段を上り下りしていた。うれしそうなのでそのままにしていた。持ち家で、壁紙の汚れを気にしなくて済むことの幸せ。
一人っ子の一人遊びはますますうまくなっていく。
(相変わらず小さい。もうすぐ100cm、14kg)
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