SSブログ

2018年のソメイヨシノ [子育て]

DSC_4142_2.jpg




外出の際、用事を済ませたら直帰する。倒れることなく一日を終らせるための、体力温存から。昨日はうれしいニュースがあり、桜が満開の坂道を自転車で下りて行った。春休みのこどもを後ろに乗せて、夕方の遠回り。

 

通りながら、その日の朝こどもに言ったことを思いだした。

「お母さんは、自分の小さいころで覚えているのは、四歳の思い出だよ。」という話をしたのだ。

 

後部座席のこどもは、桜の花びらを掴もうと「かぜよ!かぜよふけ!」と叫んでいた。

信号待ちのとき、後ろを向いて私は話した。「お母さんの自転車の後ろに乗って、満開の花びらを見たなぁと、〇〇が覚えてたら良いなぁ。」

 

DSC_4140_1.jpg



その夜、寝かしつけで2冊の絵本を読み終わり、もう寝るかなぁという感じの時に、こどもは突然泣き出した。

 

「まんかいのときに、さくらみたことを、わすれたくないよう!」

 

覚えていないことが増えているのを、こどもはときおり実感している(二歳の時、お父さんと船に乗ったこと等)。それが寂しいようだ。

 

それと、桜のアーチや桜吹雪がよほどうれしかったんだろうと思う。桜は毎年咲くと言ってなんとか寝かしつけたものの・・・。

 

こんなに感傷的な子で大丈夫だろうか、と思う。年少組の終業式の日も、とりわけ仲良しの友だちがいたわけでもないのに、帰宅後に大泣きした(クラス替えがあるため)。繊細すぎると辛いことが多くなってしまうだろうになぁ・・・。

 

父親が約三年不在というのも、影響していると思う。「さびしい」というのをわりと早くから感じていたこと、異なる価値観の人が同時に一緒に住んでいないこと。どちらかが厳しくして、そしてどちらかが甘やかす、のように、逃げ場がある方が良いのだろうな。こういう考えの大人もいるし、また別の考えの大人もいるんだ、ということを、口では説明しているつもりだけど、日常生活で実感していないし・・・。

 

まぁ、じっちゃん、ばっちゃんが甘やかしてくれているから、いいか。

 

「まぁ、いいか」って切り換えて、楽しいことを考えられる技を身につけさせたいところ。


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。