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2018年のソメイヨシノ [子育て]

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外出の際、用事を済ませたら直帰する。倒れることなく一日を終らせるための、体力温存から。昨日はうれしいニュースがあり、桜が満開の坂道を自転車で下りて行った。春休みのこどもを後ろに乗せて、夕方の遠回り。

 

通りながら、その日の朝こどもに言ったことを思いだした。

「お母さんは、自分の小さいころで覚えているのは、四歳の思い出だよ。」という話をしたのだ。

 

後部座席のこどもは、桜の花びらを掴もうと「かぜよ!かぜよふけ!」と叫んでいた。

信号待ちのとき、後ろを向いて私は話した。「お母さんの自転車の後ろに乗って、満開の花びらを見たなぁと、〇〇が覚えてたら良いなぁ。」

 

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その夜、寝かしつけで2冊の絵本を読み終わり、もう寝るかなぁという感じの時に、こどもは突然泣き出した。

 

「まんかいのときに、さくらみたことを、わすれたくないよう!」

 

覚えていないことが増えているのを、こどもはときおり実感している(二歳の時、お父さんと船に乗ったこと等)。それが寂しいようだ。

 

それと、桜のアーチや桜吹雪がよほどうれしかったんだろうと思う。桜は毎年咲くと言ってなんとか寝かしつけたものの・・・。

 

こんなに感傷的な子で大丈夫だろうか、と思う。年少組の終業式の日も、とりわけ仲良しの友だちがいたわけでもないのに、帰宅後に大泣きした(クラス替えがあるため)。繊細すぎると辛いことが多くなってしまうだろうになぁ・・・。

 

父親が約三年不在というのも、影響していると思う。「さびしい」というのをわりと早くから感じていたこと、異なる価値観の人が同時に一緒に住んでいないこと。どちらかが厳しくして、そしてどちらかが甘やかす、のように、逃げ場がある方が良いのだろうな。こういう考えの大人もいるし、また別の考えの大人もいるんだ、ということを、口では説明しているつもりだけど、日常生活で実感していないし・・・。

 

まぁ、じっちゃん、ばっちゃんが甘やかしてくれているから、いいか。

 

「まぁ、いいか」って切り換えて、楽しいことを考えられる技を身につけさせたいところ。


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4歳になりたくない [子育て]

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昨日の朝、幼稚園のクラスメイトのお母さんに会う度に、こどもは「あした、〇〇(自分)のたんじょうびなんだ!」と言っていた。とてもうれしそうに。


夜、「あ、三歳最後の歯磨きだね」「三歳最後のうがいだ!」等と私に言われ、複雑な表情になってくる。寝る前の布団の中で、「四歳になりたくないよー」と言い出した。


この「四歳になりたくない」は、ちょっと前から言っていて、理由はどうやら「赤ちゃんにもどれない」ことらしい。


「いつでも赤ちゃんになれるし、四歳だって泣いても良いし、寝るのもお母さんと一緒だ」と言って、寝かしつけた。


「三歳が楽しかった」ということなら、なにより。


寝てしまったあと、私ももう三歳のこどもとは話せないんだという寂しさに襲われた。この感情は二歳の誕生日にはなかった(1歳の誕生日の、髪の毛を初めて切った時には寂しかったけど)。「三歳までは可愛いんだけどねぇ・・・」という、どこかで聞きかじったことが、心にあるからだな。


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その他、最近の出来事を。


幼稚園のマラソン大会はダントツのビリ(具合も悪かったけど)、通っているリトミックの発表会は去年のように舞台から脱出しようとはせず、踊り、ピアノ、合奏(トライアングル、カスタネット)をなんとか。


Skype越しの父親に「お父さん、英語を褒められた」と言われて「〇〇はまだはなせないんだ」と悔しがり、泣きそうになり、それから英語のDVD(しまじろうのです)を熱心に見たりしている。


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そして、ひらがなもどきを書き始めた。ことばを話し始めたときくらい、衝撃的だった。え、文字書いてるの?!このあいだまで、例えば「『めんどり』ってかいて」と言って私に書かせ、その紙をめんどりのぬいぐるみにセロテープで貼っていたのに。


こっそりと書いて、もってくる。読めない部分が多いけどとりあえず「うわーすごいね!」と驚いて、「なんて書いたの」と聞く。先日は、「『たのしいことが、はじまるよ』ってかいた」とのこと。


そのままの明るい性格で四歳もすごしてほしいなと思う。


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(身長はぴったり100センチ)


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