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俳句2016 [短歌・俳句]

2016年の俳句との格闘を、いまさらですが載せようと思います。

〇 NHK俳句の雑誌

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大人向けのテレビ番組を見ない生活が続いていたけれど、「プレバト」という番組の、俳句の部分だけ見るようになりました。芸能人の作った俳句を、夏井いつき先生が辛口で査定するというもの。一緒に見始めた去年の夏の頃、テレビと私の間に立ちはだかって邪魔していたこどもも、いまはなんとなく一緒に見てくれます。

その夏井先生はNHK俳句も担当なされていて(来年も継続みたい)、唯一こちらの「緑陰」のときに佳作で載せていただきました。うれしかった!

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季題「薫風」。能を見たときに「翁」役の人が舞台の床を勢いよく踏んで音を立てていたもの。

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季題「余花」。こちらは以前にも紹介しましたが、テレビで放映していただきました。正木先生の選評に「彼にこの句を見せてあげましょう」!!

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季題「椿」。季節が順番に並んでなくてすみません。

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季題「秋風」。夏の朦朧とする暑さが終わり、秋風の吹き始める頃、頭の中も少し落ち着いてくる。そんなとき、ふと思い出すのは・・・ええ、もちろん夫と息子ですとも。

〇 東京俳壇

東京新聞に、俳句も投稿し始めました。下半期からです。

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家の屋上から遠くにあがる花火を見たとき、 途中で飽きてきたこどもはヘリコプターやビルの赤いランプばかり気にしていました。

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「神の留守」という言葉が歳時記に載っていたので使ってみました。10月、神無月のこと。この一句で単身赴任の事情なんて伝わらないと思いますが、「なにかが留守で、何かを叱って泣いている」というところまで伝わったかなぁ。

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NHK俳句のように季題が決まっている場合、連想ゲームをすれば良いという面で楽でもあり、同じ季語の俳句がわんさか寄せられるわけで勝ち抜けるのが厳しくもあります。

新聞の俳壇は、自分の生活にピタリと合うような季語を選ぶ作業の、難しさと楽しさ。

どちらにしろオーソドックスなうまさでは勝負できないので、オリジナリティーを追求しようと思います。


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