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焼きそばパンもキムチも [子育て]

パソコンに向かいメールを書こうとすると、こどもが絡んでくる。「おてちゅだいふる!(おてつだいする)」と言うので、「でも、ひらがながまだ分からないでしょ」と伝えたら、涙目。


ブログの更新がままならなくてじれったい。こどもの成長の記録も、入選した短歌などもちょくちょくお知らせしたいのに・・・。4月になれば幼稚園に預ける時間ができるから、それまでのガマン・・・。


2歳7、8ヶ月のころのことを記録しておきたいと思います。


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○もやしはどうやって

○キムチ、そして焼きそばパン

○サボテンのトゲは

○眼鏡の跡は

○オーシャンゼリゼの歌詞

の順です。(長いです・・・)
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○もやしはどうやって

質問の種類が増えてきた。「どうして?」「たとえば?」「~~って、きいてごらん」(例:「○○(子の名前)はなにがたべたいって、きいてごらん」)等々。「これなーんだ」と、クイズを出題したりする。

ある日、「もやしはどうやってできるの」と聞かれた。

焦った。私も知らない。

育てることにした。

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世の中知らないことばかり。

都会育ちのもやしっこにはならないように・・・。



○キムチ、そして焼きそばパン

こどもの風邪がうつりそうだなぁという日、白いご飯にキムチを乗せて食べようとした。それを見て、こどもは固まった。「辛いから○○は食べられないよ」となんでもない風に言うと、こどもは自分のご飯を食べずにじーっとキムチを見ていて、「どうしたの?」と聞くと、じわ、じわと泣き始めた。「いいなーとおもってるよー!」そして号泣。泣き止まないので、「辛いから出すんだよ」と言いながら一口食べさせてみた。その辛さに、また泣いた。

最近、朝ごはんに焼きそばパンを出した。焼きそばがわりとぎっしりのパンだった。小さな口と手ではうまく食べられず、大量の焼きそばがこぼれた。とはいえ、お皿の上だ。「パンと焼きそばと、別々に食べればいいんじゃない?」と提案したところ、こどもは号泣。私の膝の上に座らせて落ち着かせようとしても、泣き止まない。

その上、なにに対してか怒り始めた。「パンをこうやって閉じて食べるといいよ」と言っても、「ちがうんだー!」と言い、こぼれた焼きそばを乱暴に手で掴み、パンに叩きつけた。開いたままのパンの上の焼きそばにかぶりつく。とっさに膝に乗せたので私は自分の朝ご飯が食べられない。「お母さん薬飲みたいから何か食べてもいい?」「あとで!」

今後キムチも焼きそばパンも面倒くさいから買うまいと思った。


○サボテンのトゲは

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「ももんちゃん」というシリーズの絵本があり、図書館で片っ端から借りてきている。

その中に、サボテンが出てくる。お話の中で、サボテンがももんちゃんをチクッとしてしまう。

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こども「○○がさぼてんを、えーいっ!とするよ」と言い、グーを突き出す。バイキンマンを倒すアンパンチの要領で。

私「でもサボテンはわざとじゃないよ。悪いなぁと思ってるよ」

こ「○○がさぼてんのはりを、はさみでちょっきん!するよ」

私「でもサボテンのはりは、○○の手みたいなものかもしれないよ。切ったら痛いかもしれない」

すると、こどもはしばらく考えていて、

こ「○○のつめみたいに、やすりでなめらかーにすればいいよ!」

と言った。


○眼鏡の跡は

そんな発想を新鮮に思っていたある日、私の眼鏡の跡(鼻の付け根の)がもうぜんぜん消えないんだ、という話をしたら、

「けしごむで、けしけしすればいいよ!」

と言われた。う、うん・・・消えると良いね・・・


○オーシャンゼリゼの歌詞

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半額セールをしているときに、この本を買った。「せかいのおうたえほん」

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世界の歌が16曲入っている。(↓曲の内容は拡大して見てください)

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歌詞は、日本語。

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そして、このオー・シャンゼリゼの歌詞が、とても身にしみる。

「まちを あるく こころ かるく
 だれかに あえる このみちで
 すてきな あなたに こえを かけて
 こんにちは ぼくと いきましょう

 オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
 いつも なにか すてきなことが
 あなたを まつよ オー シャンゼリゼ」


こどもは今まさに誰にでも「こんにちはー」と声をかける時期だ。正体不明のポスティングスタッフのおじさんにも声をかける。

幼稚園入園を前に、私は「ママ友」という言葉にすでにおどおどしてしまっているけど、「いつもなにかすてきなことが」待っていると思おうと思った。世界に対する親の態度・気持ちは、子に伝わるのだろうなぁ。


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長々と読んでいただきありがとうございました。

ちょうど去年の12月にやっと私のことを「かぁ」と呼んだ子が、いまやこんなに話すとは。「2歳は爆発的に語彙力が増える」というのを実感しています。

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