歌会始「野」 佳作 [短歌・俳句]
こんなの選ばれるわけない。と、きたない字を見て思った。本当にきたない。でも、出そう。酉の市で熊手を買うような、年始におみくじを引くような、そんな験担ぎ・運試し。
勢いで封筒に「宮内庁」と書き、郵便局の窓口から出すのも恥ずかしいのでキッチンスケールで重さを量り、その料金分の切手を貼って、ポストに投函。それが9月頭。
12月の中旬に、実家の父から電話が来た。「なんか宮内庁から電話」
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こちらのページ(※)の、
平成29年「野」
のところを開いて見てみてください(PDF)。最後のページの「佳作」に載っています。「子を叱り~ぼうぼうぼぼう~」の一首です。
選者の先生方の度量の大きさに驚き、焦り、平身低頭です。
自作の短歌が皇室の方々の目に入るかもしれないということは分かるのだけど、実感がわかないのです。それに今こどもがパソコンのEnterボタンを押そうとして「ぜったいに押さないで!」と強めに言ったら泣いてしまい簡単ですがご報告でした。