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舌だしてガマン [子育て]

こどもは無事、幼稚園に入園。

入園式で泣いた。私の涙腺が緩いのはまぁ通常営業だとして、予想していなかったことに、こどもが、泣いた。

区の託児所に預けるとき「いってらっしゃーい!」と元気そうに言ってくれるので、幼稚園も平気だろうと思っていた。

式典の途中、それまで近くで撮影していたじっちゃんが見当たらなくなって、泣いた。

集合写真の撮影の時、私のスカートにまとわりついてなかなか前を向かない。前を向いても、上の方を見ている。

帰って聞いてみると、式典の時、舌を出して、泣くのをガマンしていたらしい。

写真撮影の時上の方を見ていたのも、ガマンしていたんだな。

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泣いている子はたくさんいた。おそらく人数に圧倒されたり、「今日から幼稚園なんだから~~できないと」と家で言われているストレスもあるんだろうな。

3歳なりに、これから起こることをいろいろ想像している模様。

いままで「じぶんがいちばんつよい!」「いちばんはやい!」みたいな、根拠のない自信を持って育ってきた一人っ子。他の子と混じることで、いろいろ見えてくるはず。それは寂しいような気もする。

本人は、きっと一週間のうちに慣れてしまうと思う。 

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(今日日曜日は残念ながら雨。せっかくの桜に、花見客がいなかった。)


三歳になる前のこと [子育て]

こどもは明日、三歳になる。二歳最後のころの言動を書き記しておこうと思います。

〇 どうして大魔神

「こんばんはーの、わーは、なに?」

「ジーパンの、じーは、なんだろうね」 

といったものから、

「さかなってどうしてみずのなかにいるんだろうねー」

「ちくわってどうしてあながあいてるの」

「わにの『は』は、なんでそとにでてるんだろうね」

「どうしてこころがあるんだろう」

というものまで、質問が一日中投げかけられる。

〇 図鑑好き 

「フラミンゴ、うごかないよねー」という感想を漏らしたことがある。私は体調のせいであまり遠くにこどもを連れて行けない。その分、父親が帰ってきたときにつれて行ってもらったあれこれをよく反芻している。動物園や、横浜で船に乗ったことや。

祖父母がある日「鳥の図鑑」を買ってくれた。その中に、フラミンゴの群れが飛んでいる写真があった!こどもはとても興奮していた。「魚」「動物」「昆虫」「は虫類・両生類」「鳥」と、図鑑が増えてくる。

ポンコツな体ながら、図書館の取り寄せ制度さまさまで、こどもが興味を持ったことの本を借りてきている。ここ数日はまっているのはカラスウリの花の形のおかしさ(画像検索してみてください)。

アナコンダの大きさも、クワガタの口の位置も、イノシシが何を食べるのかも、大人になったいま初めて知った。


〇 「言ってね」と言っても

日中はオムツを外し、パンツにしている。パンツですごす幼稚園生活まで、あとわずか。なんどか冷たい思いをすれば自分から「トイレいく!」となるだろうと思っていたけど・・・。思えば、オムツがぬれても泣かない子だった。一日一度は床を拭いている。

「トイレ行く?」と聞くと「まだ!」という返事。「お母さんが忙しそうでも、出そうなときは言ってね、いつでも!」と、しつこいほど言ってから、家事をする。

バレンタインの日、ケーキを焼くために卵白を泡立てていた。普段「台所は危ないものがたくさんあるから来ちゃダメ」と言っているけど、これはこどもに見せたい。そばに呼んで、卵白に粉類を混ぜる最後の行程を見せていた。オーブンに入れるまでのクライマックス!そこでおもらしが始まった。「いつでも言って」と言っていたくせに卵白の泡は消せない。「ちょっとそのまま待ってて!」こどもは足をひらいて待っていた。ごめんよ。

寝るとき、お出かけの時は、怖いのでオムツにしている。 オムツの在庫が少なくなるたびに、いっそ買い足さないでおこうか・・・と思おうけど、また買い足している日々。

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(↑ひじの部分に洗濯ばさみをつけてから、着ていた)

〇 いない隙に

私がいない隙に、ダメと言われていることをするようになった。たとえば、冷蔵庫の前に自分の椅子を持って行って登り、マグネットを剥がしていた。はさみを取り出して、ビニールに入ったワッペンを取り出そうとしていた。

いない隙にやるということは、ダメと言われると察しているようだ。いたずら小僧が動き始めた。

〇 スペシャルごっこだ!

説明すれば、事情を分かってくれるようになった。けれど、かまってもらいたい欲は引き続き強い。私がミシンに取り組もうとしても、「みてみて!」と言ってくる。「幼稚園に行くのに必要なものを作っている」というのは分かっているのだろうけど・・・。

ミシンを掛けている最中に脇腹をつつくので、きつめに注意した。隣室でしばらくすねていたが、そのうちドタバタという足音。「スペシャルごっこだ!」と叫んでいる。七福神の人形を置く台座を、壁にこすりつけながら、階段を上り下りしていた。うれしそうなのでそのままにしていた。持ち家で、壁紙の汚れを気にしなくて済むことの幸せ。

一人っ子の一人遊びはますますうまくなっていく。

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(相変わらず小さい。もうすぐ100cm、14kg)


触るまでのナーバスさ [子育て]

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夫のつかの間の一時帰国中に、新宿に出かけた。

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こどもと二人だとよっぽどのことがないと電車でお出かけしないけれど、夫婦そろえばなんと楽なことか。ベビーカーを持って行かなくて済むので身軽に動ける。

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都庁の展望台は、45階。冬晴れの日で、遠くまで見通せた。無料というのがすばらしい。 

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次の日は、水族館で「イルカにタッチ」というイベントにチャレンジ。触るまで待機している時間、こどもは徐々にナーバスになっていった。「おとうさんだけ、さわればいいよ」などと言ったり、寝たふりをしたり。

年始にリトミックのクラスの発表会があって、そこで「緊張する」のも発達の段階だと知った。1歳児クラスの子たちがのほほんと笑いながら舞台に上がっているのに比べ(保護者と一緒というのもあるけど)、2歳児のクラスから泣く子が出てくる。緊張の面持ち。うちのこどもは始め泣きそうになっていて、途中さりげなく舞台から降りようとしたものの先生に止められ、最後の方は神妙にタンバリンを叩いていた。

イルカに触った後、こどもはものすごくうれしそうな顔で「イルカ、やさしかった!」「ウインクしたねー!オカシーネー!」と言い、大興奮。今日も自ら顔をゆがませてウインクの練習をしているこどもを見ながら、この先彼に訪れるたくさんの緊張を思った。


猫型マスク [子育て]

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ミシンがうまくいかず、けっきょく手縫い。猫の形なのだけど、耳がピンとしなかった・・・。仕事が雑。

ウイルスに対する効果はないというガーゼマスクだけど、保湿になってのどが潤うらしい。自分にも作ってみようかな・・・猫型じゃなく。

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こういう感じ・・・と、写真を撮っていたら、離れて遊んでいたこどもが「ぼくの!」と叫びながらやってきた。怒りで泣きそうだった。男の嫉妬はつまらないぞ。普段ライバルがいないから、幼稚園に入ったらたくさん泣くだろうな。家でもすこしのいじわるをして慣らそう。

ちょっとからだの調子が良いので久々に飲んでみようと、3時にコーヒーを入れた。おやつの時間だ。ああ琥珀色した(してないけど)お飲み物よ・・・と思っていたら、こどもは「てをふく!」と言う。「てがいたいから、ばんそーこ、はって!」「かめは、あしがろっぽん!」など言われて「あとで図鑑を見てみよう」と図鑑を引っ張り出したりしていたら、こどものおやつが終わった。スマイルカットのオレンジの皮まで食べようとしているのを止めたら、次はトイレにいくという。

コーヒーは冷めてしまった。夕飯前に、やっぱり飲もうとレンジで温めたけれど、バタバタとしていて、また冷めた。隙を見て一気飲みすれば良いという話だけど、ただ成分を摂取したいんじゃない・・・。そしてもう飲んだら眠れないんじゃないかという夜8時。温めるべきか。


ぜんそくのけ [子育て]

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 これは・・・!

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河津桜、咲いていた。

こどもは風邪続き。とはいえ、熱もなく、私が返答する気力が無くなるまでずっとしゃべり続けているし、ジャンプしたり自作の歌を歌ったりしているので、あまり心配はしていなかった。

食欲のなくなった日に小児科を受診したら、「これは喘息の気がありますね」と言われた。

ショック。知識が無かったので、調べた。2・3歳の発症は多く、ダニの死骸などによるアレルギーで咳がでるというものらしい。フローリングに敷いてあったコルクマットを剥がして、反省。なにか粒状のものがざらざら・・・。それになぜ米粒がでてくるのだろう。

「なにかのせいにしない」という今年の抱負をすでにやぶるけれど、めまいと頭痛との戦いの日々で、ひとりでの子育て&家事は「そこそこでよしとする」ことにしていた。5分の自由時間をもらったら短歌を錬りたいという渇望もある。

なのになぁ・・・。夜中、こどもの肺から変な音がしているのを聞いて、不安が増す。発作が起きたらどう対処する?眠れぬままスマホをいじって、ちょっと良さそうな空気清浄機を買った。ベビー布団の卒業もかねて、新しい布団を買った。喘息対策になりそうな一式を。

でも、わが家の部屋を綺麗にしたところで・・・。本当は雑な環境で育てたいのにな。

親の不安を知らずこどもは「ばいきんまん、ちょっとかっこいいよね」「おかあしゃん、おばあちゃんにならないで!」等と、ひきつづき、起きているあいだ中、ずっとしゃべっている。

風邪は治りつつあるので、いましばらく様子見です。

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<お知らせ>

もし東京新聞を取っている方いらっしゃいましたら、1月27日(金)の「夕刊」で私を探してください。短歌のことなので文化面かと思います。


焼きそばパンもキムチも [子育て]

パソコンに向かいメールを書こうとすると、こどもが絡んでくる。「おてちゅだいふる!(おてつだいする)」と言うので、「でも、ひらがながまだ分からないでしょ」と伝えたら、涙目。


ブログの更新がままならなくてじれったい。こどもの成長の記録も、入選した短歌などもちょくちょくお知らせしたいのに・・・。4月になれば幼稚園に預ける時間ができるから、それまでのガマン・・・。


2歳7、8ヶ月のころのことを記録しておきたいと思います。


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○もやしはどうやって

○キムチ、そして焼きそばパン

○サボテンのトゲは

○眼鏡の跡は

○オーシャンゼリゼの歌詞

の順です。(長いです・・・)
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○もやしはどうやって

質問の種類が増えてきた。「どうして?」「たとえば?」「~~って、きいてごらん」(例:「○○(子の名前)はなにがたべたいって、きいてごらん」)等々。「これなーんだ」と、クイズを出題したりする。

ある日、「もやしはどうやってできるの」と聞かれた。

焦った。私も知らない。

育てることにした。

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世の中知らないことばかり。

都会育ちのもやしっこにはならないように・・・。



○キムチ、そして焼きそばパン

こどもの風邪がうつりそうだなぁという日、白いご飯にキムチを乗せて食べようとした。それを見て、こどもは固まった。「辛いから○○は食べられないよ」となんでもない風に言うと、こどもは自分のご飯を食べずにじーっとキムチを見ていて、「どうしたの?」と聞くと、じわ、じわと泣き始めた。「いいなーとおもってるよー!」そして号泣。泣き止まないので、「辛いから出すんだよ」と言いながら一口食べさせてみた。その辛さに、また泣いた。

最近、朝ごはんに焼きそばパンを出した。焼きそばがわりとぎっしりのパンだった。小さな口と手ではうまく食べられず、大量の焼きそばがこぼれた。とはいえ、お皿の上だ。「パンと焼きそばと、別々に食べればいいんじゃない?」と提案したところ、こどもは号泣。私の膝の上に座らせて落ち着かせようとしても、泣き止まない。

その上、なにに対してか怒り始めた。「パンをこうやって閉じて食べるといいよ」と言っても、「ちがうんだー!」と言い、こぼれた焼きそばを乱暴に手で掴み、パンに叩きつけた。開いたままのパンの上の焼きそばにかぶりつく。とっさに膝に乗せたので私は自分の朝ご飯が食べられない。「お母さん薬飲みたいから何か食べてもいい?」「あとで!」

今後キムチも焼きそばパンも面倒くさいから買うまいと思った。


○サボテンのトゲは

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「ももんちゃん」というシリーズの絵本があり、図書館で片っ端から借りてきている。

その中に、サボテンが出てくる。お話の中で、サボテンがももんちゃんをチクッとしてしまう。

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こども「○○がさぼてんを、えーいっ!とするよ」と言い、グーを突き出す。バイキンマンを倒すアンパンチの要領で。

私「でもサボテンはわざとじゃないよ。悪いなぁと思ってるよ」

こ「○○がさぼてんのはりを、はさみでちょっきん!するよ」

私「でもサボテンのはりは、○○の手みたいなものかもしれないよ。切ったら痛いかもしれない」

すると、こどもはしばらく考えていて、

こ「○○のつめみたいに、やすりでなめらかーにすればいいよ!」

と言った。


○眼鏡の跡は

そんな発想を新鮮に思っていたある日、私の眼鏡の跡(鼻の付け根の)がもうぜんぜん消えないんだ、という話をしたら、

「けしごむで、けしけしすればいいよ!」

と言われた。う、うん・・・消えると良いね・・・


○オーシャンゼリゼの歌詞

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半額セールをしているときに、この本を買った。「せかいのおうたえほん」

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世界の歌が16曲入っている。(↓曲の内容は拡大して見てください)

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歌詞は、日本語。

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そして、このオー・シャンゼリゼの歌詞が、とても身にしみる。

「まちを あるく こころ かるく
 だれかに あえる このみちで
 すてきな あなたに こえを かけて
 こんにちは ぼくと いきましょう

 オー シャンゼリゼ オー シャンゼリゼ
 いつも なにか すてきなことが
 あなたを まつよ オー シャンゼリゼ」


こどもは今まさに誰にでも「こんにちはー」と声をかける時期だ。正体不明のポスティングスタッフのおじさんにも声をかける。

幼稚園入園を前に、私は「ママ友」という言葉にすでにおどおどしてしまっているけど、「いつもなにかすてきなことが」待っていると思おうと思った。世界に対する親の態度・気持ちは、子に伝わるのだろうなぁ。


~~~~~~
長々と読んでいただきありがとうございました。

ちょうど去年の12月にやっと私のことを「かぁ」と呼んだ子が、いまやこんなに話すとは。「2歳は爆発的に語彙力が増える」というのを実感しています。

ようちえんにいれてください [子育て]

「幼稚園ほんっとに楽しいんだよ!」と、パンツにおしっこをもらして笑っているこどもに力説する。パンツを替えながら、私は心の中で焦っていた。

10月。幼稚園の受験が迫っていた。いろいろ悩んだ末、自分の卒園した幼稚園だけのことを考えることにした。園バスも延長保育もなく、毎日お弁当という、母親泣かせのところ。ただ、園庭が広いし、私自身、良い思い出しかない。卒園式には号泣したのを覚えている。

「出てください」と説明会で言われていた運動会の未就園児の競技に行ってみると、すでに定員以上の親子がいた。落とされる子が出るということだ・・・焦る親の気も知らず、こどもはお兄さんお姉さんのお遊戯を大いに楽しんでいた。(「エビカニクス」のあと司会の先生が「今日は、ごほうびにエビやカニを食べさせてあげてください」とアナウンスしていた。それをこどもは覚えていて、夕飯時に私に言った。なんたる食いしん坊か!)

ようちえんはたのしいところなんだ!とすり込んだところで、面接の日程に合わせて夫が帰国してくれた。鎮痛剤で日々をやりすごしている私には救世主だ。小雨の降る寒い朝、願書を出しに受付2時間前に並んでもらったところ、南国帰りの夫はしもやけになってしまった。


そして次の日、幼稚園の面接へ。みれば、みごとに皆さん紺、黒スーツ。私だけが違う色で、ああ、これで落とされたらお母さんの服装のせいだよ・・・今後紺のスーツなんて着ることないと思ったから買わなかったんだよ・・・ごめんよ・・・と思っていたところ、夫がこんな話をしてくれた。

「入社式の時の俺がまさにそうだった。周りは全員黒、紺のスーツ。俺だけ目立ってた。『何か質問がありますか』と壇上から聞かれたときに真っ先に手を挙げた。こういう時びびったら負けだ」

そんな言葉に視界がぼやていると、番号が呼ばれた。

こどもはこどもたちだけで、先生と面接。主にリズム体操のような、体の動きを見ていた模様。ブロック遊びや、「これなんだ?」のような応答もあったとのこと。

夫と私は園長先生と面接。面接室から出ると、こどもが手にお土産を持ってにやにやにやにやして待っていた。

ああ、よかった。と思った。託児所にたまに預けていたせいか、親と離れることに慣れていてよかった。リトミックの教室に行ってジャンプできるようになっていてよかった(同じ学年の子ができることを見せてもらっていてよかった)。明るい性格でよかった。人が好きでよかった。


無事に4月から幼稚園に通えることになりました。

2歳半のころ [子育て]

9月のころのお話を書いておこうと思います。


○わっしょい!

○ジャクソン

○いちばんあいたい

○タマーゴゥ

○かたづけのこと

の順に。


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○わっしょい!

9月のお祭りシーズンに、夜の大人みこしをこどもに見せようと思った。混雑しそうなのでベビーカーをやめ、歩いて近所の駅前へ。こどもは去年のおみこしの記憶があるようで、「わっしょい!わっしょい!」と叫びながら私の手をぐんぐん引いて歩いて行った。その途中に、盛大にころんだ。

ギャーギャー泣くこどもにどこが痛いか聞くと、ほっぺだと言う。ころぶときには手を前に出すんだよ・・・。「イタイノイタイノ・・・おみこしに飛んでいけ!」と言ったら食い気味に「わっしょい!」と言って立ち直った。不機嫌を引きずらない子でありがたい。


○ジャクソン

9月10日は各所からの指令により、カープ戦をテレビで見ていた。

こどもも優勝の胴上げまで見ることができたものの、カープの投手、ジャクソン選手が気になる模様。ひげもじゃなのだ(参照)。こどもは「じゃくそ、こわいよー」と言う。しかし、降板してもジャクソンが気になるようで「じゃくそ、どこ?」と聞いてくる。「ジャクソン怖いんじゃないの」「こわいけど、ふき(好き)なんだ」

広島の赤き闘志はどれほど伝わっただろう。
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(やわらかいもののの誘惑には勝てず)


○いちばんあいたい

こども「さみしいよう(か細い声で)」
私「さみしいね~、お父さんに会いたいね」
こども「○○(自分の名前)が、いちばんあいたいんだ!」

と、キレ気味に言われる。

そうですかそうですか。そのわりに朝スカイプで父親が出てきても、おもちゃで遊んだりする。男同士はそんな感じなのだろうか。


○タマーゴゥ

しま二郎の戦略にはまった。子供用の英語の教材も毎月届けてもらっている。DVDはそんなに熱心に見せていないけれど、英語を話すおもちゃは食いつきが良い。

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ボタンを押すと、英語名とその乗り物の音が流れるというおもちゃ。届いて数日は連打していた。そのうち「しょうぼうしゃはえいごで、ふぁいやえんじぇん」などと言いだし、それを外で言われると思いの外恥ずかしいことも分かった。

さらに、「たまごはえいごで、タマーゴゥだよ」と、なにやら独自の英語もどきの言葉を発しだした。私は「へえ、そうなのか!」と大げさに驚いてみる。「うん、そうなの」。なんだその自信。

まぁ、父親も海外に転勤させられているし、世界にはいろんな国があっていろんな言葉があることをいまから知っておくがよいさ。


○かたづけのこと

このころ一番たいへんだったのは寝る前におもちゃを片付けてもらうことだった。

寝かしつけで自分も寝てしまう率が90%なので、家事を終えてから寝かしつけをすることにしている。夕飯のあと、お風呂、お皿洗い、夜の洗濯もの干し、ゴミ出しなどを、夜の9時終了を目安に。その間こどもはひとり遊んでいて、おもちゃが散乱する。

ひどく怒鳴ってしまったことがあった。片付けてと何度言っても、「おかーしゃんが、かちゃけふる(かたづけする)」といい布団でごろごろしている。眠いのかなと思いため息をついていると、また新たなおもちゃを出してこようとする(遊ぶ場所と寝る場所を分けてないのもいけないけども)。

「片付けないともう本読まない!」と怒鳴ったあと、顔を覆って泣き真似をして、ついに本当に泣いていたら、こどもは「ぐっとがまんだよ、なかないよ」と言いながら本を片付けていた。

そのあとから徐々に片付けをしてくれるようになった・・・。ふぅ。

あかちゃんなんだ [子育て]

秋になってしまった。

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「ぼくあかちゃんなんだー、しゃべれないんだー」と言い、泣きそうになる。赤ちゃんの時はしゃべれなかったんだよ、と話したところ、この返事。2歳5ヶ月。下の子がいるいないにかかわらず、赤ちゃん返りというのはするものなのだなぁ。できることが増えてきているけど、無理してやっていることも多いのかもしれない。

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たとえば、トイレトレーニング。気づけばあと2ヶ月で幼稚園の面接があり、そこでオムツの外れ具合も聞かれるらしい。シール好きで助かった、トイレにいくたびにごほうびシールを貼ることでいまのところなんとかトイレに来てくれる(↑急いで書いたので雑(~_~;))。右下の赤いらくがきはスイカなのだと言っていた。

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まぁそのうち外れるでしょう。


7,8月にはいろいろあって、書き留めておきたいのに、子供を寝かしつけた後に起き上がる体力・気力がなかった。

○ ボリショイサーカス、しまじろうのコンサートに出かける。

○ 姉が訪ねてくる。夫も夏休みで帰ってくる。

○ 初の脳神経科(どうしようもない頭痛に、予防薬というものを出してもらった。)


私は体がどうにもならないけど、こどもは元気。

よく話す子だ。

「あかちゃんなんだーといったら、ばっちゃんが、もうあかちゃんじゃないよー、と、いったねえ!」

「さんしゃいになったら、からいの、たべようねえ」(執拗になんども確認、私だけ紅ショウガを食べていたら)

「ぼくはたべるのがしごとでしゅ!」(断言)

私「何色がすき?」子「ぼく、しろいごはんがふき(好き)」

もうすぐ2歳6ヶ月になります。

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まだ小さい

みずがあったよ [子育て]

靴下の柄が気に入らず泣いている子を置いて、一階におりる。
玄関を出てすぐに「ベビーカーのる!」と言って泣く子を置いて、先に歩き出す。

イヤイヤ期のひとの扱いにも慣れてきた。泣きながら「なみだが!なみだがでちゃうんだ!」と言っているので「涙をふいてあげよう」と言ってふき、落ち着いたところで「好きかなぁと思って消防車のついた靴下を買ったんだけどなぁ」「歩かないと足が強くならないんだ」と話す。

厳しくしなければと思う。父親もそばにいず、兄弟にもまれることもない。ごはん時にスプーンとフォークで遊びだしたのを叱れば、叱られたことに驚いて泣く2歳4か月。あれ、まだ叱るところじゃないんだろうか・・・難しい。

後日「くつしたのことで、えーんえーんと、ないたんだ」と話すし「ないてもいいんだよ」と私の口真似をしているので、そんなにこたえていない模様。

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こどもは柔らかいものがまだまだ好きだ。いまだに冬用のフリースにまとわりついて眠っている。ピンクでふわふわしているので(↑写真、左側の)、あれかな、おなかの中にいた時の絨毛でも思い出すのかなと思い「おなかの中にいた時のこと覚えてる?」と聞いてみた。すると「みずがあったよ」と。

衝撃。


おもむろにほっぺたを両手で引っ張って「カレーがはいってるよ」と言いながらカレーパンマンになりきった時ぐらい衝撃だった。

なにゆってんの! [子育て]

おしゃべり坊主ぶりがひどい。ずっとしゃべっている。

「これはなーに?」という質問が恐ろしいペースで飛んでくる。1分間に10回くらい。知っているものまで聞くので、朝の10時には私はもう疲れてくる。

ふとこどもの発達の本を開いてみれば、まさにそんな年頃のよう。ページを開いたそばから「これはなーに?」の図↓


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ちょっと前まで「こりはなんだ?」だったのに。言葉はすぐに変わってしまうのだなぁ。

イヤイヤ期は続いている。

「〇〇はおこってるよ!」と言って怒る。これは明らかに私のマネだ。

「ダミダー!ダミダヨー!」と叫び、泣く。

先日、「なにゆってんのー!」と叫ばれて、ハッとした。

ぜんぜん自覚してなかったが、私はそんなふうにこどもに言ってたのだろうか。

なにを言ってるのか!と叫ばれると、とても悲しいことも分かった。

しかし、違った。

こどもが大声で泣いているときに私は

「なんて言ってるの、泣いてたらわからないよ、ゆってごらん」

と言っていたのだった。2歳になったんだから、痛いとか、眠いとか、泣いている理由を教えてくれと思いながら。

ギャーギャー泣いている人には「なんてゆってるの」が「なにゆってんの」に聞こえるんだなぁ。

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今年も完熟梅をせっせと冷凍。去年のこの時期に、夫の海外赴任が決まったのだった。もうすぐ1年。


ヒゲさん [子育て]

「とんとんとんとん、ひげしゃん」

こどもがなにやら唱え始めた。ひげじいさん、だけどなぁ。

「とんとんとんとん、こぷちいさん」

こぶじいさんはちゃんと爺さんなんだね。

「とんとんとんとん、こぷちいさん」

こぶじいさん、多いな。

「とんとんとんとん、こぷちい・・・あで?」

あれ? の「れ」は相変わらず。

次はてんぐさんだぞ。

ああ、てんぐさんを知らないのか。

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図書館で借りてきた。本のページを破ることがなくなったのがありがたい!

きかんしゃトーマスの本は人気と見えて、「きかんしゃトーマス」のタグの棚はすっからかん。予約して取り寄せてもらうという贅沢・・・。

「とんとんとんとん、めかけさん」

眼鏡の私をさして笑う。めかけじゃないぞ。


こぶじいさん、も、分からないだろうな。いつかこぶとりじいさんの本も借りてこよう。

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2歳の差は大きいような [子育て]

20粒ほどの枝豆をお皿に盛ってこどもに出し、「一粒もらうね」と箸でつまんで食べたら、こどもは号泣した。6匹のミニ鯛焼きを皿に乗せ、「はんぶんこね」と3匹とったら、号泣。「はんぶんこ」をすることは知ってるのに。いやはや、食べ物の怨みは怖い。


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(えだまめは自分でむくのが好き)


最近すっかり幼稚園のことで混乱している。気づけば来年の4月には入園の歳(3年保育の場合)。はやく預けたいという気持ちと、もう手元から離れてしまうのかという気持ちも少し・・・。なにせ、一人でじっと家にいて口を開くことがない時間をながく過ごしていたのに、いまや黙っているわけにはいかない。おしゃべり坊主はなにやらうるさくしゃべるようになった(半分くらいはなんて言ってるかわかる)。テレビの前のソファーでDVDを見せているあいだ、すこし休もうとリビングの椅子に座ると「おかしゃんもーしゃってー!(お母さんも隣に座れ)」と命令する・・・

うん、はやく預けたい。


住んでいるところが幼稚園激戦区だというのを知った。調べれば調べるほど面接で落とされる話ばかり目につく。先日近所の女の子たちに「おなまえは?」と聞かれて、こどもはじっと黙っていた。ああ、これが面接だったらダメなやつだ。がんばれ、三月生まれ!

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(おままごとは好きな模様)


そんななか、2歳児の集まるリトミック(音楽に合わせた体操)に行ってみた。同学年のみんながどんな様子なのか見れる機会でもある。人見知りして泣くかなぁと、ドキドキしながら参加。

生のピアノを聞くのも、大太鼓をたたくのも、初めてだった。他の子たちが楽しくジャンプするなか、うちのこはジャンプできない。しかし、興味が勝ったか、泣くことはなかった。

帰りに感想を聞くと「たのしかった、うん」とのこと。

もう3歳になってるのかもしれないと思うぐらい大きい子もいたし、リズム感の良い子もいたし、ふきげんで最初から抱っこされていた子も、途中からお母さんにべったりの子もいた。

うちのこもそんなに大差ないと思えた。託児所の先生たちに感謝だ。週1ほどで預けているけど、そこで「他の子がいる場所」「先生に遊んでもらうこと」に慣れたんだなぁ。

今日もミニ鯛焼きを買っておんなじことをやってみよう。

フッ素はおいしかった [子育て]

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「あんぱんまん!」

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「かえーぱん!」

(カレーパンマン)

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「しかくぱん。」

(しょくぱんまん)


「あーんぱーんち!」と大声で言ったのち「ばいばいきーん」と小声。

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「とましゅ!いちばん!」

(トーマス、車体番号1)

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「ひと!じぇゆばん!」

(ヒロ、車体の"HIRO"の文字の"O"がゼロに見えるらしい)

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「はむきょ」

(正解:トップハム・ハット卿)


2歳2ヶ月、恐るべきトーマスブーム。しまじろう、押され気味。

きかんしゃが多すぎて見分けがつかない。

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右のページにきかんしゃとその名前が書いてあったのに、塗られてしまった。日曜夕方の放送を録画して見せている所。そのうち図鑑を買わなきゃなるまい。



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左の赤い機関車は私が塗ったもの(雑)。「となりの、ぬってみたら」というと、その機関車の色を選んで塗っていた。

昨日はフッ素塗布だった。泣かなかったのは、やってくれたのが女性だったからか、フッ素がおいしかったからか。「ふっしょ、おしかったね」(フッ素おいしかったね)と言ってにやにや笑う。


ラ行がまだ言えないけれど、私は「かあ」から「おかしゃーん」になってしまった。ちょっとさびしい。

前歯は欠けている [子育て]

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2歳児の歯科健診があった。その数日前から、歯をみてもらうことをこどもに説明していた。うえの写真は、絵本「うんちっち」の中の「口をあけて、アーと、言ってごらん」というシーン。それを思い出すのか、ノリノリで口を開ける練習をしていた。よしよし。

当日、大泣き。号泣健診。歯医者さんの膝に体を倒すのが嫌なのか。しかし号泣しているので口は見事にあき、「前歯かけてますね」と言われた。やはり・・・。ふわふわなフリースが好きすぎて、えりのチャックの部分をずっと噛んでいたため。いまはもうチャックを切ってしまったのでその名残を手にしては「かみかみ・・・」と残念そう。

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(うがいをしている模様)


「歯医者さんに歯を見てもらったね、虫歯はありませんでしたって言ってたよ」と言うと、こどもは「てて!」という。そうだ、あのとき看護師さんに「お母さんはお子さんの手をおさえていてください」と言われたんだった。そんなの忘れていた。つづけてこどもは「えーん、えーん」と言い、笑う。恥ずかしい、というのは、あるのだろうか?

別に泣いてもいいよ、そのうちすぐ我慢して泣かなくなるだろうし。

来週にはフッソ塗布もあるので、その説明中。本人は「ぬりぬり」と言い、理解してる模様。きっとまた泣く。

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